ショコラの祭典に想う

名古屋高島屋のアムール・デュ・ショコラ 今年も大盛況ですね。

 

長年スルーしていたあまのじゃくの私も、昨年初めてひょこっと立ち寄ってみた。

人気店は長蛇の列、推しのパティシエさんたちと写真を撮ったり、サインをもらったりしている人もいて熱気がすごい。

せっかくなので、バヌアツ産カカオ豆のショコラケーキを買ってみたら、これが予想を超えて美味しかった。

生クリームやカットフルーツを自分で添えてみたりして、とても幸せなティータイムとなったのだった。

 

そして今年も昨日の夜、娘がアムール・デュ・ショコラで買ってきた。

ハートブラウニー(苺)とクラシックショコラ。

深夜にひっそりと味わった。

 

もはや社会現象と言ってもいいチョコレートの祭典、アムール・デュ・ショコラ。

高島屋が実施した今年の意識調査で「バレンタインに購入するチョコの予算総額は?」という質問に「3万円以上」と答えた人が4割を超えたという。

この祭典に向けての「アムール貯金」という言葉も浸透してきているらしい。

 

年に一度の自分へのご褒美として、思い切り楽しむ人がいる。

一方で楽しめないどころか、ちょっと辛い…と思う人がいる。

「あなたに高級チョコなど食べる価値などないのよ、何を勘違いしているの?」

とささやくもう一人の自分がいるのだと。

「だから会場に足を向けることさえできない…」とつぶやいた人。

 

華やかなショコラの祭典にそれぞれの想いがある。

大切な人に届けたい、自分へのご褒美、こころの空洞を甘いショコラで満たす、食べる価値などない自分だと背を向ける…

 

でもどんな素敵なショコラもかなわないものを、すでにみんなもっている。

バヌアツ産の高級カカオ豆にも負けない素材。

それはきっと今ここにいる自分そのもの…