前々回のブログ「キウイを編むぞ」から一ヵ月。
キウイ、完成しました!!
手仕事の楽しさを味わいながら、毎日少しずつ少しずつ編んだ。
胴体に綿を詰めて立体になったときに、むくむくといのちが宿ったように思えた。

「いのちが宿る」その感覚をずいぶん昔に味わったことを思い出した。
中一の時だったか「米山京子の手作り人形」という手芸本を母が買ってきてくれた。
本の中の物語性のある人形たちに魅せられ、技量もわきまえず作り始めた。
顔に綿をどんどん重ねて立体的になり、肌色のジャージーでふんわりと覆ったときの感動を忘れない。
まだ目鼻もない人形にいのちが宿った気がした。
動物や人形を作る過程は、洋服や他の手芸小物とはまた別の楽しさがある。
「物」から「生きもの」にだんだんと変わり、作り手と心が通い始める。
編み物初心者の私は、網目記号の解読からという前途多難な状態からだった。
でも網目記号通りに編んでいくと、ちゃんと足らしきものが、くちばしらしきものが自分の手で生まれるではないですか。
やればできるのだ。
ところで毛糸がまだ余っている。
ついでにチビキウイでも作ろうかしらん。
